目薬が効かない?!なぜ??原因は??目薬の本来のポテンシャルを引き出す方法をお伝えします。
こんにちは!薬剤師のけんとじです。
皆さん、目薬を使っていて効果を実感出来なかったことはありませんか?
私は目薬をあまり使いませんが、経験は有ります。
妻も「目薬が効かない〜」と嘆いていますwww
その使い方じゃ効かないよって感じですww
今回は効かないと感じている目薬のポテンシャルを少しでも引き出せる方法をお伝えします。
それでは、よろしくお願いします!
目次
目薬に付いている専用ケースちゃんと使っていますか?
目薬には専用のケースが付いている物が有りますよね。その役割を考えたことは有りますか?
以前の記事で紹介したマイティアアイテクトアルピタットの添付文書には専用容器での保管をするよう記載されています。
専用のケースには遮光するための役割が有ります。
薬剤によっては光に分解されて効果が落ちてしまうものもあります。
私の妻も本来遮光保存で専用のケースに入れなきゃダメなのに、裸のまま放置していました。
また、ほとんどの目薬は光だけではなく温度にも注意が必要です。窓際での保管や車中での保管は不向きなので避けましょう。
目薬の保管方法も効果を発揮させるためには重要でく。気をつけましょう。
正しい点眼方法、効果的な点眼方法で点眼していますか?
皆さん目薬を点眼した後、まばたきしていませんか?これが大きな間違いなのです。
なぜかと言うと、まばたきをすると目に行き渡る様な感覚が有りますが、実は違います。
まばたきをすると目薬は目頭に集まり、目頭にある涙管から目薬が口に流れて行き、目には行き渡りません。かえって目にとどまることなく流れて行ってしまい、効果を発揮しづらくなってしまいます。
では、効果的な点眼方法をお教えいたします!
①まずは、石鹸で手を洗います。
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②下瞼を軽く引き、1~2滴を確実に点眼します。(1滴でも十分な場合が多い)
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③点眼後は目を閉じ、目頭を軽く抑えましょう。ここで、一分程度は目を閉じているといいですね。
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④あふれた目薬は清潔なガーゼやティッシュでふき取ります。
点眼後は目はぱちぱちしないようにし、目を閉じて目頭を軽く抑えることが目薬の効果を引き出すポイントです。ぜひ、試してみてください。
ちなみに、点眼時はまつ毛につかないように注意しましょう。雑菌がついてしまいます。
点眼がうまく出来ないとお悩みの方へ
意外と思われるかもしれませんが、点眼が苦手な方もいらっしゃいます。
もしかしたら、読んでいるあなたも??
たとえば、手が震えてしまっていたり、顔を上げるのがつらかったりです。
手が震えてしまってできない場合には、点眼薬を持っていない方の手をグーにして頬にあて、その上に点眼薬を持っている手を当てて点眼すると以外に簡単にできます。
イメージはカメラの三脚ですね。三脚で固定して点眼するみたいな。
顔を上げるのがつらい場合は寝ころべば簡単にできそうですね。
それぞれ、点眼できない理由があるとは思いますが、試行錯誤して確実に目に点眼できる方法を見つけてみてください。
2つ以上の目薬を併用する時は?
コンタクトレンズをつける前に点眼する時は?
目薬の使用期限は書いてある期限で大丈夫?
目薬の供用は?
最後に
花粉症の目薬で値段の違いはなに?効果は?おすすめは?
こんにちは!薬剤師のけんとじです。
自分も花粉症で目のかゆみとショボショボに悩まされています…
特に朝がつらいですね…
花粉症はモーニングアタックと言って朝に症状が強く出ることがあります。そのため、夜就寝前に服用するタイプの花粉症の薬もありますね。
さて今回は花粉症の目薬について記事にしたいと思います。
店頭でたまに聞かれるのが安い目薬と高いものの違いは何ですか?という質問です。
今回はその回答になるような記事にしていきたいと思います。それでは、行ってみましょう!
花粉症の目薬は大きく3つの価格帯に分けられる
冒頭でもお話ししたとおり、店頭に立っていると花粉症の目薬は3つに分けられます。
ドラッグストアの店頭で販売しているものは、大雑把に言うと価格帯で
・低価格帯:0~500円
・中価格帯:501~1000円
・高価格帯:1001円~
に分けられます。店頭で棚に並んでいる商品を見ていると結構値段が違うので、わからない方からするとなにが違うのだろうと思ってしまいますよね。
低価格帯の目薬の特徴
代表的なお薬としてはアルガードやサンテALなどでしょうか。
下の画像のアルガードなどは、安いときは300円台で販売されています。ドラッグストアオリジナルのPBなどでは200円台もみますね。
安くて手軽ですよね。
低価格帯の目薬のメリットと言えば、やはり「安さ」と「手軽さ」です。
成分的な特徴としては抗ヒスタミン薬や抗炎症薬、血管収縮剤を配合しています。
それぞれの作用は
・抗ヒスタミン薬:かゆみを改善。かゆみのもととなるヒスタミンの作用を抑える。
・抗炎症薬:目の炎症を改善。
・血管収縮剤:血管を収縮させて充血を改善。
です。
自分は抗炎症薬の一種であるグリチルリチン酸でいつも口の中が苦くなるので、グリチルリチン酸配合の目薬には手を出しません。目薬で口が苦くなった方はこれかもしれませんよ~ww
デメリットとしては上位価格のものと比べると持続時間が短く、頻繁に点眼が必要になることが多いです。
これは後述するクロモグリク酸やプラノプロフェンが配合されていないためです。
配合されている薬がアレルギー反応後の対処のものしか入っていないので、薬が切れてくるとすぐにかゆみが出ることが多いですね。
中価格帯の目薬の特徴
こちらの価格帯のものだとアルガードクールEXやエーゼットα、アイテクトなどがありますね。
こちらの価格帯の特徴はバランスタイプといったところでしょうか。この価格帯で十分な方もいますね。自分はダメですが…
先ほど書いたクロモグリク酸やプラノプロフェンのどちらかが入っていたり、低価格帯に配合されている薬を増量していたりします。
ここで、抗アレルギー薬とプラノプロフェンについてまとめたいと思います。この2成分が今回の記事のキードラッグになります。
クロモグリク酸(抗アレルギー成分)
アレルギー反応自体に働きかける成分。反応を抑えるので、これから起こるかゆみも抑えてくれ、効果が持続しやすい。
症状がなくても一定時間ごとに点眼することで反応を起きにくくすることができる。
プラノプロフェン(抗炎症成分)
炎症を抑える作用が比較的強い。病院でも処方される。処方箋の場合は0.1%の濃度だが、市販薬では0.05%となる。
妊娠中、授乳中、7歳未満の小児は使用不可。
自分はこのうちの一つでは物足りないので、高価格帯のものを使っています。
高価格帯の目薬の特徴
この価格帯になるとクロモグリク酸とプラノプロフェンを両方配合しているものが出てきます。
代表的な商品だとアルガードクリアブロックシリーズ(金のアルガード)、マイティアアイテクトアルピタットシリーズですね。
最上位のものだと店頭で2000円近くしてきます。内服薬も買ったら恐ろしい金額になりますね~
個人的に使っているのはマイティアアイテクトアルピタットです。
マイティアアイテクトアルピタットだとクロモグリク酸とプラノプロフェンが両方配合されています。内緒ですが、ネットでは激安で購入できますwww
この上位のEXαは高くて手が出ませんww
違いは抗ヒスタミン薬が倍量で目を保湿し、保護する働きのあるコンドロイチンが追加で配合されています。ひどくてたまらない人は市販では最上位と判断できる商品となるので、選択の一つになりますね。
ちなみに最上位のマイティアアイテクトアルピタットEXαとアルガードクリアブロックZは有効成分は同処方となります。添加物や差し心地は変わってくるでしょう。
コンタクトの方はこちら
コンタクト装用時には今まで紹介した目薬は、適しません。
ハードコンタクトレンズはOKという記述もあると思いますが、記述があるのは昔のもので現代のO2ハードなどの小さな穴が開いたハードコンタクトレンズには不向きです。
コンタクト装用しながら使用するのであれば、下記のような専用の目薬を使いましょう。配合されているのは、抗ヒスタミン薬やグリチルリチン酸などです。
また、個人的におすすめなのは、コンタクトレンズ装用前とはずした後に、高価格帯の目薬を使用しておくのがおすすめです。ただし、コンタクト装用15分前の点眼となります。
理由はアレルギー反応を抑えつつ、しっかり炎症も抑えられるからです。ただ、一番いいのはシーズン中は眼鏡にすることですねww
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は花粉症の目薬を価格帯に分けてご紹介してきました。
キードラッグはクロモグリク酸とプラノプロフェンです。まずは箱の成分名のところを確認していただけると見つけられると思います。見てみてください。
価格帯によって使用してみると違いがわかると思います。効かないとつらいですがww
紹介した目薬以外にもたくさんの種類の目薬があります。ドラッグストアの店頭で聞いてみるのもおすすめです。
自分に合った目薬が見つけられるといいですね。
今回の記事が少しでも皆様の花粉症対策のご参考になれば幸いです。
では、また~
風邪の漢方薬のどれがいいの??選び方①
こんにちは薬剤師のけんとじです!
年末にインフルエンザA型にかかりました…皆様もお気をつけくださいませ。
今回は風邪の漢方薬について、お話ししたいと思います。第一弾です。風邪の漢方薬は色々と有りますが、皆様は選び方、ご存知でしょうか?最近は風邪の漢方薬に使われる生薬※を配合した風邪薬も発売していますね。
※生薬・・・漢方薬に使われる植物や動物を乾燥させたりしたもの。たとえば葛根湯の葛根など。後述の内容でも登場するので、覚えておいてください。
風邪の漢方薬は症状にあった薬を選ぶことがとても大切です。それでは、風邪の漢方薬の選び方のポイントを解説していきたいと思います。
風邪の漢方薬のありがちなイメージ
風邪の漢方薬について皆様どのようなイメージをお持ちでしょうか?
店頭に立っていてよく聞かれるのが「漢方薬って効いてくるのに時間かかるんでしょ?」と言うお話です。
実は風邪の漢方薬は体質を改善するための物とは言えないので、効いてくるスピード感は通常の風邪薬と同様と考えて頂いて良いと思います。
意外に感じますよね。でも実際に葛根湯など服用するとすぐに暖かく感じますね。
風邪の漢方薬のメリットとデメリットは?
次に、風邪の漢方薬のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。
メリット
自分が考えるメリットを挙げてみました。
- 眠くなる成分を含まない。便秘や口の渇きも起きにくい。
- 普通の風邪薬では効きにくい症状を改善することができる。
- 食事を摂らなくても服用することが可能。
- 一般の風邪薬と同じスピードで効果がでてくる。
漢方薬は眠くなる成分を含まないことは有名ですね。眠くなる成分は同時に便秘や口の乾きも引き起こしますので、それらも出づらいですね。
また、特に自分がメリットだと感じることは漢方薬にしか出せない作用があり、漢方にしか改善出来ない症状があることです。これこそ漢方薬の神髄では無いのかとおもいます。
では、次はデメリットを見ていきましょう。
デメリット
自分がデメリットとして考えられるものを挙げてみます。
- 症状に合わないと効きにくい。
- 粉薬が多いため、飲みにくい。
- 食前または食間の服用であるため、忘れやすい。
それなりに有りますね。デメリットですが、理由はしっかりありますので、1つずつ見ていきましょう。自分はそこまでデメリットと感じてはおりません。
1→漢方薬は症状に合わないと効きにくいです。闇雲に服用しても症状の改善が見込めません。普通の風邪薬に比べて選ぶのが難しい理由がこれになりますね。
2→錠剤もありますが、自分はお勧めしません。粉薬の方が漢方薬が濃い傾向にあるためです。箱の成分表記をみると分かるのですが、錠剤の風邪の漢方薬はエキス量が少なくなっています。また、粉薬の一日2回タイプの漢方薬も同様ですので、一日3回タイプのものがお勧めです。
3→食前服用の理由は漢方の効果を出すには腸内細菌が絡むからです。漢方に含まれる生薬の有効成分が腸内細菌によって発酵や分解されて効果を発揮するものがあるため、食事と一緒よりも空腹時のほうが良いとされています。
デメリットではありませんが、風邪の漢方薬は基本的に長期で服用することは控えた方がよいです。風邪の漢方薬は一時的に乱れた体内のバランスを整えるもので、一時的に使用するものです。長期で服用することで、かえって体調への悪影響も考えられます。注意しましょう。
風邪の漢方薬を大まかに二つに分けて考えよう
風邪の漢方薬は大まかに言うと体を温める漢方薬と体を冷やす漢方薬の二種類に分けられます。体を温めたり冷やしたり出来るのは漢方薬独特の作用です。西洋薬(通常の総合風薬)では出せない作用です。
基本的には体を温める作用は初期の風邪に使用することが多いです。反対に体を冷やす作用がある漢方薬はは後期の風邪に使用することが多いです。
これは病原菌が体内に侵入すると、最初に寒気を感じて震えで体温を上げることで免疫力を上げ、病原菌、ウイルスに対抗していると言えます。
人間は体温が上がると免疫力が上がります。1℃体温が上昇すると免疫力に関係する白血球の働きが30%アップするとも言われています。蛇足ですが、最近の日本人は昔に比べて平熱が下がって来ているらしいです。
また、体を温める風邪の漢方薬は体力を消耗する傾向があります。このことに関わらず、風邪の漢方薬の長期での服用はお勧めしません。
体を温める漢方薬
体を温める作用のある漢方薬はしょうが湯や白湯で服用するのが効果的です。白湯にといて服用するのもいいですね。味は我慢してください(笑)
では、見ていきましょう。
1麻黄湯
風邪のごく初期の寒気、悪寒、頭痛などの症状に使用します。
この漢方薬では麻黄という生薬と桂皮(シナモンと考えてください)が体を強力に温め、発汗させます。作用が強いため体が虚弱な人、体力がひどく衰えてしまった方やお年寄りなどには使えません。薬の作用に体が耐えられないためです。
ちなみに麻黄には咳を改善する作用もあります。
また、処方薬ではインフルエンザなどの急激な寒気、節々の痛み、頭痛などで使われる。市販薬では効能効果としては認められていないため、インフルエンザへの使用は控えて疑わしい場合は受診するようにしましょう。
38℃を超える発熱や周りにインフルエンザの方がいた場合はインフルエンザが疑われますので、自分は店頭で相談があった際は受診を勧めています。
2葛根湯
風邪の初期に使い、頭痛、寒気や節々の痛みがあるときに適しています。
大雑把に言うと葛根を加えて麻黄湯をマイルドにしたものですね。葛根湯と聞くと温まるイメージがありますが、生薬の葛根自体は体を冷やします。先ほどの麻黄湯にも配合されている麻黄+桂皮が温めて、発汗させます。葛根湯も体力がある程度ある方に使うようにします。
また、葛根自体は肩から首までの筋肉をほぐす作用もあるため、葛根湯は肩こりで使用する方もおられますが、長期での服用は自分はお勧めしていません。長期での服用であれば専用の独活葛根湯などが良いと思われます。
また、効能効果にはありませんが、体を適度に温めますので、免疫力アップを期待しての風邪の予防にも使われることがあります。自分も周りに体調不良の方がいる時などに使うことがあります。個人的には常備薬におすすめの漢方薬ではないのかと思います。
ちなみに店頭にはドリンクタイプのものもありますが独特の味があり、より効いてると感じられるのかも?とひそかに思っています(笑)意外に売れますしね。ただ、粉を白湯に溶かした方が経済的ですし、白湯の方が効果的ですね。
3小青竜湯
この漢方薬は鼻水、鼻詰まり、咳を改善します。そのため、風邪だけではなく、アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくなどに使用したりもします。
効果を簡単に言うと、体を温める作用+上半身の水分代謝の改善+咳改善 です。
小青龍湯は体を温めることで、水分を飛ばし、鼻水や痰を改善します。それに加えて鼻づまりや咳を改善する生薬が入っています。
暖かい室内から寒い屋外に出ると透明な鼻水が出た経験はありますか?これは鼻から入る空気を暖めるための生体反応の一種なのですが、体が冷えると透明な鼻水や痰が出ます。中医学では体が冷えることで水分がたまってしまい、鼻水や痰として出てきてしまうと考えます。
4柴胡桂枝湯
この漢方は例外的に風邪の中期〜後期の症状に適しています。適している方は、風邪がなかなか治らず、1週間近く症状が続いている方や、吐き気や下痢がある胃腸炎の方です。
効果のイメージとしては胃腸を整えることで、消化吸収をよくし、免疫力を高め、吐き気や下痢の症状を抑えていきます。イメージの通り、この漢方薬に関しては虚弱な方も使っていただけますね。
最後に…
風邪の漢方薬のイメージはつかめていただけましたでしょうか?
風邪の漢方薬は温めるものか冷やすものかで分けると比較的すっきりと理解できると思います。悩みの症状にあった漢方薬を使っていきたいですね。自分も店頭では症状に合ったものを紹介していかないといけません。
それでは、次回は体を冷やす風邪の漢方薬について記事にしたいと思います。
すこしボリュームがあったかもしれませんが、ここまで読んでいただきありがとうございました。では、また!
はじめまして薬剤師のけんとじ と申します。
はじめまして薬剤師のけんとじ と申します。
ブログ初心者でまだまだな自分ですが、どうぞよろしくお願いします!!フレッシュさとさわやかさで攻めたいと思います。年齢的には厳しいですが(笑)
今回は自分のプロフィールとこのブログへの熱い想い(?)を語りたいと思います(笑)
プロフィール
こんにちは!初めまして薬剤師のけんとじと申します。
自分は30代子持ちのパパ薬剤師です。妻もいます。
では、簡単な経歴だけお伝えしたいと思います。30年ぐらいの人生経験しかないので、大したものではないですが…
今までの人生の中でたくさん後悔はありますが、個人的には家の購入が失敗だったと思っており後悔しております。人生はなかなかうまく行きませんね顔文字
自分は私立の薬大を卒業して無事に薬剤師の国家試験にも合格し、薬剤師となりました。薬剤師の就職活動は比較的楽で、某大手ドラッグストアに就職し、8年間OTC薬剤師として勤務しました。その間にマネージャー業務も経験し、部下の薬剤師の教育も経験しました。自慢ではありませんがOTC医薬品の知識はそれなりに自信とプライドがあります!
その後転職し、調剤併設のドラッグストアにて一人薬剤師の薬局長として今は勤務しております。OTC薬剤師時代にずっと調剤をやりたいと思っていて、薬局業界に飛び込んでみましたが、毎日新しいことに触れられ知識も増え、仕事自体は楽しんでできています。今は室内にこもっての仕事になってしまっていますが、もう少ししたら在宅医療の薬剤師にも挑戦したいと密かに思っております。
蛇足ですが、家の購入は転職前に行いました。今はローンが非常に重たいと感じる毎日です…ただ、以前の賃貸より住みやすくて快適なので、満足はしていますけどね(笑)強がりかもしれませんが…
ブログをはじめるきっかけ
ブログを始めたきっかけはズバリ薬局業務です。調剤薬局の業務をしているとわからないことをインターネットで調べたりするのですが、そこで薬剤師のブログや医師のブログからいろいろな情報をもらっています。そのブログを見て、素直にありがたいなと感じたこと、一人の薬剤師や医師がこんなに情報発信できる力があるんだと感じたことがきっかけです。
そして、自分も世の中に向けて自分の知りうる知識を、困っている人や悩んでいる人に届けることができるのかもしれないと思いはじめました。このブログもいつまでできるかわかりませんが、しっかりと続けていきたいと思っています!!
ブログで発信したいこと
困っている方の悩みや疑問を解決できるようなことを発信したい
OTC薬剤師をしていた頃もそうですが、店頭に立っているとお客様から様々な悩みや症状を相談されます。相談を受けた方には症状にあったお薬をご紹介することが出来ますが、それ以外の方には何も関係有りません。ただ、ブログで自分が分かりやすく情報を伝えることが出来れば、店頭のお客様だけではなくたくさんの方に発信することが出来ると思いました。
また、店頭では薬の専門家からしたら、とても勧められない使い方をされている方がいらっしゃいます。本当に驚きの使い方です!そういった事に少しでも疑問を持って頂けるように情報発信していきたいと思います!
なるべく私見を交えて発信したい
正直、薬の情報はインターネットを検索すればすぐに見つけられると思います。
そのため、薬の情報だけをただ単に伝えるだけでは価値があまり無いと思っています。出来るだけ私見を交えた見解を伝えていきたいとは思っています。ただし、メーカーを貶めるような発信をしようとは微塵も思っておりません。
たまにグチがもれてしまうかもしれませんが…(笑)
登録販売者の方や薬剤師の役に立つような情報を発信したい
働いていて思うことは、同僚や部下の登録販売者や薬剤師の方でも市販薬についての知識量にすごく差があるなということです。そのため、お客様が同じ相談をしたとしても資格者の質によってかなり対応の差が出来てしまいます。また、会社によっても研修の内容に差があり、会社間の差もかなりあると考えています。
自分は有難い事に前職でマネージャーを経験させてもらいました。そのため、実際の現場で資格者の教育に携わったという自負もあります。この経験を活かして、登録販売者や薬剤師などの専門家の方にも少しでも役立つ情報を発信できればと思っています。
最後に…
以上、簡単なプロフィールとブログへの思いを記事にさせてもらいました。
実は自分はこのブログを立ち上げて正直、半信半疑で筆を執っています。「果たして自分の記事が本当に誰かの役に立つのだろうか?本当に誰かが読んでくれるのだろうか?誰も読んでくれないのではないのか?このブログに存在価値はあるのか?」そんなモヤモヤな気持ちを抱えています。
ただ、人間新しいことには必ず不安を抱くものだと思うので、続けていけば必ず伝わると信じてしばらく続けてみようと思います。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
では、また(^^)/~~~